以下、久しぶりにちょっと小話。本当に小話程度です。
ていうか久々に書いたら元々酷いのにもっと酷い出来だ( ´∀`)
ていうか久々に書いたら元々酷いのにもっと酷い出来だ( ´∀`)
「ステラ、ちょっといい?」
モビルスーツ演習を終えたばかりのステラをキラが呼び止める。キラのふわりとした天使のような笑顔に思わずステラもにこりと微笑み返した。
「えーキラ、ステラだけぇ?僕たちはー?」
見ればステラの少し前を歩いていたはずのアウルとスティングも動きを止めこちらを見ていた。そして自分たちだけ名を呼ばれなかった事にアウルは不満を漏らす。
「アウル、今日はステラに用があるんだ。二人にもまた他にお願いすることがあるから…今日はごめんね?」
キラの心から申し訳なさそうにする謝罪にアウルもスティングも引き下がる他なかった。
***
「きら…」
「もうつくよ、ステラ。」
キラの後をステラはまるで生まれたてのひよこのようについてゆく。見ればこの戦艦の中で特に使われていない倉庫のような一角にたどり着いた。
「こんなところまで歩かせてごめんね。でもここが唯一監視の死角になる場所だから。」
ステラはキラの言っていることのほとんどを理解することは出来なかったがまたキラがやんわりと笑みを浮かべたのでステラもまたそれに笑顔で返した。
「これをステラに返したかったんだ。」
そう言ってキラが差し出したのは赤いチェックのハンカチ。きちんと畳んである様子からあの一件の後キラがこっそりと持ち出し所有していたことが伺える。
「きら…?」
しかしもはやステラの記憶から消去されたそれは今のステラにはただのハンカチにしか見えないだろう。そんな少女の様子にキラは心がぎゅっと締め付けられるような想いになる。
「君は忘れてしまっているかもしれないけれど…きっとステラにとってこれは大切なものだから。」
「たいせつ?」
「だから君が持ってるのが一番いいと思って…。」
キラはステラの手にそっとそのハンカチを握らせる。それに対し少女は単純にキラが自分にハンカチをプレゼントしてくれた、と解釈したようで嬉しそうにそのハンカチを両手で握りしめた。
「きら…ありがとう」
にっこりと微笑むステラにキラは思わず少女から顔を背けた。それはそのお礼は本来ならステラを助けてくれたハンカチの本当の所有者へのものだと思ったから。
それ以前にそのハンカチをこっそり持ち出してしまったのも本当にステラのためだけだった、とは言い切れない。心のどこかで自分とそのハンカチの本当の所有者を重ね合わせ同情しただけかもしれない。
「忘れないで、ステラ。この作られた世界の中でそのハンカチだけが君にとっての真実だよ…。」
「?」
またステラはぽかんとした表情でキラの言っていることを理解していない様子だったがそれにはキラは特に気にせずそのハンカチをポケットに仕舞うよう指示した。
そしてキラはステラの手を引いてその倉庫部屋を後にした。
*キラin地球軍(ガーティー・ルー)でシンステの一件があったすこしあとぐらいでの妄想文。
話がつながってないので意味わかんない人いたらすみません(´・ω・`)
モビルスーツ演習を終えたばかりのステラをキラが呼び止める。キラのふわりとした天使のような笑顔に思わずステラもにこりと微笑み返した。
「えーキラ、ステラだけぇ?僕たちはー?」
見ればステラの少し前を歩いていたはずのアウルとスティングも動きを止めこちらを見ていた。そして自分たちだけ名を呼ばれなかった事にアウルは不満を漏らす。
「アウル、今日はステラに用があるんだ。二人にもまた他にお願いすることがあるから…今日はごめんね?」
キラの心から申し訳なさそうにする謝罪にアウルもスティングも引き下がる他なかった。
***
「きら…」
「もうつくよ、ステラ。」
キラの後をステラはまるで生まれたてのひよこのようについてゆく。見ればこの戦艦の中で特に使われていない倉庫のような一角にたどり着いた。
「こんなところまで歩かせてごめんね。でもここが唯一監視の死角になる場所だから。」
ステラはキラの言っていることのほとんどを理解することは出来なかったがまたキラがやんわりと笑みを浮かべたのでステラもまたそれに笑顔で返した。
「これをステラに返したかったんだ。」
そう言ってキラが差し出したのは赤いチェックのハンカチ。きちんと畳んである様子からあの一件の後キラがこっそりと持ち出し所有していたことが伺える。
「きら…?」
しかしもはやステラの記憶から消去されたそれは今のステラにはただのハンカチにしか見えないだろう。そんな少女の様子にキラは心がぎゅっと締め付けられるような想いになる。
「君は忘れてしまっているかもしれないけれど…きっとステラにとってこれは大切なものだから。」
「たいせつ?」
「だから君が持ってるのが一番いいと思って…。」
キラはステラの手にそっとそのハンカチを握らせる。それに対し少女は単純にキラが自分にハンカチをプレゼントしてくれた、と解釈したようで嬉しそうにそのハンカチを両手で握りしめた。
「きら…ありがとう」
にっこりと微笑むステラにキラは思わず少女から顔を背けた。それはそのお礼は本来ならステラを助けてくれたハンカチの本当の所有者へのものだと思ったから。
それ以前にそのハンカチをこっそり持ち出してしまったのも本当にステラのためだけだった、とは言い切れない。心のどこかで自分とそのハンカチの本当の所有者を重ね合わせ同情しただけかもしれない。
「忘れないで、ステラ。この作られた世界の中でそのハンカチだけが君にとっての真実だよ…。」
「?」
またステラはぽかんとした表情でキラの言っていることを理解していない様子だったがそれにはキラは特に気にせずそのハンカチをポケットに仕舞うよう指示した。
そしてキラはステラの手を引いてその倉庫部屋を後にした。
*キラin地球軍(ガーティー・ルー)でシンステの一件があったすこしあとぐらいでの妄想文。
話がつながってないので意味わかんない人いたらすみません(´・ω・`)
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